日本人選手が集まるシント=トロイデンってどんなクラブ?

日本代表がほぼ海外組になってはや数年。

一昔前はドイツ所属の海外組が多かったですが、そのバブルも弾けていきなりドイツへの移籍するのは難しくなっています。

そこで脚光を浴びているのがドイツのお隣の国、ベルギーです。

特にベルギーのクラブ「シント=トロイデン」には日本人選手が集結しています。

「シント=トロイデン」って初めて聞いたんだけど……という人のために、このクラブがどんなクラブなのか調べたので御覧ください。

しゅうと
いまや日本人選手の行く場所はベルギーなんだな
てるお
香川真司のフィーバーも一段落して、いきなりドイツにいくのは難しくなったね。
しゅうと
それでベルギーなのか。ぶっちゃけるとシント・トロイデンって聞いたことないんだが。
てるお
前から知ってたという人は相当なサッカーマニアじゃないかな?
てるお
大部分の人は知らないと思うから、シント・トロイデンについて調べたよ!

 

日本人選手が集まるシント=トロイデンってどんなクラブ?

どんな歴史のクラブ?

シント=トロイデンはベルギーのリンブルフ州にあるサッカークラブです。

オランダと国境を接しており、オランダのリンブルフ州西側が分離してベルギーに併合された歴史を持っています。

そのため、ベルギーにもオランダにもリンブルフ州があります。

シント=トロイデンの創設は1924年。FC UnionとFC Goldstarの合併により設立されました。

実質4部リーグからのスタートとなったシント=トロイデン。

1930-1940年代は躓くこともありましたが、じわじわと順位を上げて1947-1948シーズンには2部リーグへ昇格。

1957-1958シーズンには悲願の1部リーグ(ジュピラー・プロ・リーグ)へと昇格しています。

その後は何回かの降格を経験していますが、定位置は1部リーグで戦うクラブです。

クラブの愛称はデ・カナリース

ユニフォームとエンブレムには青と黄色が使われています。遠くから見てもすぐにわかる鮮やかな配色です。

少しくすんだ黄色をカナリア色と呼びますが、クラブの愛称も「デ・カナリース(カナリア)」と呼ばれています。

モチーフも鳥なのでピッタリの愛称だと思います。

カナリアと聞くとかごの中で飼われている弱々しいイメージがあるかもしれませんが、このクラブはそんなことはないですね。

しゅうと
カナリアって他にサッカークラブなかったっけ?
てるお
クラブではないけど、ブラジルはカナリア軍団って呼ばれたりするね。

 

シント=トロイデンって強いの?

シント=トロイデンはベルギーのサッカー1部では下位にいることが多く、強豪チームではありません。

過去の成績を見ても1部リーグの優勝経験はありません。

唯一のタイトルは1999年に一度だけ制したベルギーリーグカップのみです。

世界ランキングをみても495位と高い順位でもありません。

これだけ見るとパッとしないですね。

 

2018-2019シーズンから頭角をあらわす

2018-2019シーズンの4月時点では7位につけており、例年と比べると大きく順位を上げています。

ベルギーは上位6クラブが決勝ラウンドで優勝を争うリーグです。

2018-2019シーズンでは決勝ラウンドへの進出を逃しましたが、あと一歩で優勝争いに参加できるところまで力をつけています。

順調に行けば来シーズンはいいところまで……もしかしたら優勝争いに加われるかもしれません。

ちなみに、決勝ラウンドへ行けなかったクラブはプレーオフ2に参加します。

プレーオフ2で優勝して、さらに優勝ラウンド4位のチームに勝てばヨーロッパリーグの予選2回戦に出場できます。

シント=トロイデンは7位なのでプレーオフ2では1位からスタートです。

今シーズンもヨーロッパリーグなどの国際的な大会に出場する可能性が捨てきれません。

しゅうと
強豪じゃないけど順位は上がってるんだな。
てるお
今シーズンから急激順位が上がってるね。
しゅうと
日本人選手の影響って考えてOK?
てるお
当然影響はあると思う。僕たちとしてはいいことだね。

 

日本人選手がたくさんいる理由は裏にはDMMの存在が!

シント=トロイデンにはなぜ日本人選手がたくさん集まるのでしょうか?

それはDMMグループが経営権を取得したためです。サッカーでDMM?と思うでしょうが、あのDMMグループであってます。

DMMグループは2017年6月にシント=トロイデンの経営権を取得しました。

DMMは年間2000億円以上の売上を誇る巨大な企業です。この資本金があればサッカーも勝てる!……わけではありません。

それだけで勝てるようになるほどサッカーは甘くはありません。

ビッグクラブには石油王や元大統領がバックに付いていることもあり、資金面やコネクションは彼らに分があるからです。

これまで日本企業が海外のサッカークラブを買収したケースはほとんどありません。

買収と言えば、本田圭佑がオーストリアの3部リーグにあったSVホルンを実質的に買収したとして盛り上がりましたが、これもパートナーという形でした。

成功した前例はほぼない大きなチャレンジです。

 

育成クラブとして日本人選手を活用

世界でビッグクラブと戦うためにシント=トロイデンとDMMが取った戦略は、育成面に力を入れることでした。

ブラジルやアルゼンチンと言った強国から高いお金で選手を連れてくるのではなく、比較的移籍金が安い国から選手を獲得して育てる。

そこで白羽の矢が立ったのは日本です。

日本ことを一番知っているのは日本人。とくればDMMの出番です。

有望な日本人選手を獲得して育成し、高い値段で売るという育成方針を建てました。

2018-2019シーズンには冨安健洋をはじめとした日本人選手を5人も獲得し、日本人の割合は日に日に高まっています。

今のところは有望な選手を獲得してクラブを強くするところまでは成功しています。

選手を高い値段で売れれば目標のサイクルが一周するので、軌道に乗ったと考えていいでしょう。

しゅうと
DMMが経営権持ってるって意外だな。全然関係ない会社な気がするけど。
てるお
DMMはいろんな業種に手を染めてる企業だからねぇ。

 

シント=トロイデンの試合はスカパーで放送中!

シント=トロイデン、実に面白いクラブですね!

日本人選手がいっぱいいるのもいいですが、経営陣のDMMもこれまでにないチャレンジをしています。

このスタイルが成功すれば、第二第三のDMMがヨーロッパにあらわれるでしょう。

冨安健洋は既にヨーロッパの強豪チームから目をつけられているので、移籍が成功すればクラブの注目度も間違いなく上がります。

日本人が海外リーグに挑戦するときはシント=トロイデンを経由して……というケースが増えるかも知れません。

シント=トロイデンの試合は、ベルギーサッカー(ジュピラー・プロ・リーグ)を放送するスカパー!で見れます。

日本ではベルギーリーグを放送するのはいまのところスカパーだけです。

これから目の出る日本人選手をシント=トロイデンですばやくチェックしてみてはどうでしょうか。

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